今回は、決算書の新しいテーマ、固定資産（こてい　しさん）です。

資産の部の３区分についてご覧になりたい方は、こちらから どうぞ。

Ｂ／Ｓの「資産の部」って何だろう？（１）

固定資産とは、１年以上現金化されず、長期に使われ続けるものを言います。

では、長期に使われ続けるものって具体的には何でしょう？

例えば、土地や建物、機械設備、工具・器具・備品や車両を言います。

ここでポイントは固定資産は使うための資産ということです。

運送屋さんが使うトラックは固定資産ですが、自動車メーカーが作って売るためのトラックは、

流動資産の棚卸資産（たなおろし しさん）になります。

またメーカーで、工場が建っている土地・建物は固定資産ですが、

不動産業で販売のためのに持っている土地・建物は、棚卸資産になるのです。

同じ種類の資産でも、売るためなら流動資産の棚卸資産。使うためなら固定資産になるのです。

また、固定資産は、流動資産と同様に３つに区分されます。

「有形（ゆうけい）固定資産」

「無形（むけい）固定資産」

「投資その他（とうし そのた）の資産」の３つです。

次回以降、これらについてお話していきましょう。('-^*)/

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有形固定資産って何？‐Ｂ／Ｓの「資産の部」って何だろう？（７）